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お盆の旅(8/13:尾瀬、その1)

朝5時、尾瀬国立公園の入り口の一つ、鳩待峠に到着。
車だと駐車が大変な場所だが、二輪は余裕。
天気は快晴。旅に出て初めての快晴に心も踊る。

鳩待峠の夜

準備を整え・・・って思ったら、軽い折り畳みナップサックを忘れてきたことに気づく。仕方なく合羽は着こみ、ショルダーバッグとウェストポーチに色々詰め込む。

歩くルートは人気の山の鼻方面ではなく、アヤメ平、富士見峠への山道。
かつては人気ルートだったが、現在では廃れてしまったそうな。
鳩待峠→アヤメ平
こんな木道or山道をゆるゆると登ってゆく、地味な感じが受けないのかもしれない。

しかし、晩夏といえ、早朝。
コメボソムシクイ、コマドリ、ルリビタキなどのさえずりがこだまする。
ついつい姿を探して足が止まり、思わず時間を食ってしまった。

6時半、ようやく横田代からアヤメ平の開けた場所に到着。
アヤメ平
鬱屈とした山道が突如開けて広がる湿原。
アヤメ平
鳥もウソやモズ、ホオジロなどに変わってきた。
アヤメ平
眺望は格別。
アヤメ平
尾瀬っぽい風景。

朝早いのかわからないが、トンボの方はアキアカネが時折見らればかりで不調。
でも鳥の方はウソがさえずったり、親のモズに餌をねだるカッコウが見られたりと、大満足。

ウソ
ウソ雌
雌雄どちらもさえずります。お上品な声はアヤメ平によく似合う。

モズとカッコウ
モズとカッコウ
残念なことに、超逆光。木道からそれるわけにもいかず。

標高が高くなり、池塘が増えるに従って、トンボも登場してくる。

オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマ
激しい縄張り争いを繰り返すため、翅はボロボロ

オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマ
レンズの最短合焦距離未満でホバリングされることもしばしば

オオルリボシヤンマがあまりに近くにやってくるものだから、どんどん時間を奪われてしまう。
アヤメ平もほぼ終わりかけの8時頃、ついにお目当てのトンボが登場。
またもや黒い赤とんぼのムツアカネ。主に見られるのは標高2000mを超える八ヶ岳などだが、ここ尾瀬でも見られるとのことでわざわざ標高の高いアヤメ平に回ったわけだ。
時期は早めだが、しっかり出てきてくれた。

ムツアカネ
ムツアカネ雌
産卵管が飛び出ているのが特徴です。

ムツアカネ
ムツアカネ雌
雌は眉斑が発達する。志村けんのおっさんみたいだ。

ムツアカネ
ムツアカネ雌
腹部にたくさん付いているのはタマゴではなく、ミズダニというダニ。尾瀬のトンボは被寄生率が高いように思う。

雄を見ることはできなかったが、お腹の具合も時間も少々やばいので、足早に富士見峠に向かう。
9時頃富士見峠で一服してから、八木沢道を見晴台に向けて一気に下る。
時間計算すると、結構足早に下らなければならないが、思ったより険しく、緩やかなところは泥濘んでいたりと、なかなか辛い。リュック忘れたのが響く。
午前11時、ようやく見晴台。持ってきた水が丁度なくなったので助かった。
(後で尾瀬のHP見たら鳩待→富士見峠は2:40、富士見峠→見晴台は2:20とあったから並の速度で移動できていたようだ)

これからは楽々木道ハイキング。
(尾瀬その2に続く)
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お盆の旅(8/12:新潟)

会津若松から新潟へは本来予定の49号線で。
快適な道だが、やはり雨にさいなまれる。
上手く休める場所もなく、そのまま新潟市入りして、ネットカフェで一泊。

朝6時。新潟市内にある池に向かう。
池の縁にたつと、早速お目当てのトンボがお出迎え。
第一印象は、「黒い」

オオモノサシトンボ雄
オオモノサシトンボ雄

オオモノサシトンボ雄
オオモノサシトンボ雄

モノサシトンボ
参考:モノサシトンボ 2013.06.30 北広島町

モノサシトンボと姿はそっくりだが、胸部は黒く、お馴染みの物差し目盛りもはっきりしない。腹部先端の白色部も小さい。
来る前は「モノサシトンボとどこが違うん?」と思っていたが、大きく異る雰囲気に満足。

そのうち雌や未熟個体も見つかるが、連結が見られなかったのは残念。

オオモノサシトンボ雌
オオモノサシトンボ雌
雌も黒い。

オオモノサシトンボ未熟
オオモノサシトンボ未熟雌
未熟個体は脚の赤みが非常に強い。

さて、ここにはもう一種の絶滅危惧I類のトンボがいるのだが、それも程なく見つかった。
第一印象は「でかい」。
目がおかしくなったのかと思った。
もののサイトによれば、オオセスジイトトンボは8月になると池の中心に移動して撮りにくくなると書かれていたので不安もあったが、そんな不安もどこへやら。再優先種として君臨していました。

オオセスジイトトンボ雄
オオセスジイトトンボ雄
同属のトンボに比べて、青みが強く、派手な印象。
雄は警戒心が強く、なかなか寄らせてくれない。

オオセスジイトトンボ雌
オオセスジイトトンボ雌
雌は比較的のんびり。草むらを分けていると蹴り飛ばしそうになる。

さて、第一印象「でかい」がどのくらい大きいのか、確認できる場面に遭遇したので、どうぞ。
※ショッキングな映像のため、サムネイル表示はいたしません。
オオセスジイトトンボ捕食風景
オオセスジイトトンボ雌が同属で姿もよく似たセスジイトトンボ雌を捕食しているところ。
大人と子供というより、ダビデとゴリアテです。

そのうえ、非常に獰猛な性格で、共食いも余裕です。
雄が雌に飛びかかったので、連結かと期待したら、食う気満々で襲いかかってました。

オオセスジイトトンボ襲撃
雄が雌に襲いかかる。
後ろから翅を抑えて動けなくし、
オオセスジイトトンボ襲撃
よじ登って、胸元をがぶり。
撮る角度を変えようと動いたら、草も一緒に動いてしまい、雄は離れてゆきました。
オオセスジイトトンボ傷痕
雌に残った傷痕。


鳥の方も、ヨシゴイやバン、オオヨシキリの若鳥など水辺の鳥を堪能出来ました。
ヨシゴイ
ヨシゴイ
こんなチャンス滅多にないのに、ズームがトンボ仕様の70mmのままという痛恨のエラー


昼前になって、若干ポツポツ来たので、切り上げて新潟観光&新潟駅のぽんしゅ館へ。
その後仮眠をとって、17号線を上り、沼田市の駅のベンチで野宿。
夜明け前に尾瀬入りを目指します。

走行距離255キロ。ガゾリン6.74l給油

お盆の旅(8/11:会津)

広島を発って40時間。ようやく会津入り。
朝5時でもかなり明るい。さすが東日本。
まずは猪苗代湖ほとりの湿原に向かう。
田園に囲まれた広大な葦原で、どこから手を付けていいのかわからないので、適当な角から順次見てゆくことにした。

エゾトンボやオオイトトンボ、アジアイトトンボ、ノシメトンボ、ハグロトンボ、オオルリボシヤンマなどを確認。
野鳥の方も豊富で、アカゲラがちょくちょく出てくれたり、サンコウチョウの声が聞こえたりと耳でも楽しませてくれる。

エゾトンボ
エゾトンボ
すぐに湿原の奥に引っ込んでしまった。

アジアイトトンボ
アジアイトトンボ
これが見えているときは目の調子が良い。

オオイトトンボ雄型の雌
オオイトトンボ雄型の雌
最初何かわからなかったので思わず時間を食った。

アカゲラ
アカゲラ
あまり警戒心が強くなかった。

カルガモ親子
カルガモ親子
もうどれが親やら分からない。かなりの生存率ですね。

水少なめのところでもマイコアカネ、マユタテアカネ、シオカラトンボなどトンボは絶えないが、お目当ては見つからない。
半周くらいしたところで、気になる水路を発見、しかも東京ナンバーの車が意味深に止まっている。
(鳥を見つけるには鳥屋を探せとの格言もありますし)

分け入ると、やはり虫屋さんだ。
東京のNature_Oyajiさんも所用で会津を訪れ、せっかくだからと噂のトンボを探しに来られたという。
奥の方にいると教えてもらい、すぐに発見!
ついでにチラ見しかできなかったオツネントンボもじっくり見られました。

オツネントンボ
オツネントンボ
よく似たホソミオツネントンボ冬型とは翅を重ねた時の縁紋のずれなどで見分ける。

アマゴイルリトンボ
アマゴイルリトンボ
アマゴイルリトンボ
アマゴイルリトンボ

空色のトンボは多いですが、このように深くて落ち着いた瑠璃色のトンボはヤブヤンマの瞳ぐらいでしょう。
美しい・・・。
ちなみにアマゴイ・ルリ・トンボです。青いから雨乞いと言うわけではなくて、新潟の雨乞池で発見されたから。
ここでは雄しか見られませんでしたが、次に向かう湿原でも見られることを期待して会津若松にお土産の酒を調達に向かう。

残念ながらお目当ての酒はなかったものの、さすがは酒所。優るとも劣らない逸品を買い付けて、次の湿原へ。
国道401号を通って昭和村入り。
着くやいなや雨が降り始めるが、折角の機会を逃してはならぬと、湿原への入口を探す。
湿原に関わる看板はあちこちに立っているのに、入り口がわからないw
アホみたいに木々の間をさまよっていたら、目の前に黒い赤とんぼが雨をしのいでいるじゃないですか!
何を言ってるかわからないと思いますが、言い換えれば「赤くならないアカネ属のトンボ」です。
まさか会えるとは思わなかったよ。全然期待してなかったので。

マダラナニワトンボ雄未熟
マダラナニワトンボ未熟雄
ほとんどが未熟個体でした。

マダラナニワトンボ雌
マダラナニワトンボ雌
雌は成熟しても翅の付け根の色が落ちません。

マダラナニワトンボ正面から
マダラナニワトンボ正面から

フォルムはアカネ属ですが、黒い体は締まっててかっこいい。
ナニワトンボの時にはびっくりしたのが先に来ましたが、こちらは結構ありですね。
マダラナニワのシーズンは9月中旬以降なので、水辺にはいないとの推測はありましたが、このような形で当たり、しかも出会えるとは。強運におののいてしまいました。

そのうち雨もあがり、湿原&遊歩道の入り口も見つかり、他にも色々出てきました。

オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマ
ルリボシヤンマとよく似ている上に、ネット上の画像もオオルリボシをルリボシとしているものも多い。

ヒメアカネ未熟雄
ヒメアカネ
マユタテアカネに酷似するが、尾部付属器が反り返らない。
ピントがずれた。

アマゴイルリトンボ雌
アマゴイルリトンボ雌
やっと出てくれたものの、暗くて全然ブレが抑えられず。しかも蚊が大量に襲い掛かってくる。
モノサシトンボやグンバイトンボに似るが、頭の後ろを見ればわかる。

ハッチョウトンボ雄
ハッチョウトンボ
みんな大好き湿原のアイドル。
でも撮るのは意外に難しい。この小ささを表現する技法がほしい。

色々名残惜しいけど、昭和村にあるもう一つの湿原に向かう。
国道401号線は更に難度を増し、山麓に着いた時にはくたくた。しかもそこから恐ろしい急勾配のつづらを登ってゆく。
車が底を擦った跡が痛々しい。
つづらを抜けると、スキー場をまっすぐ駆け上がる。1速でも辛い。
で、ようやく湿原の麓。ここから更に500メートル山道を上がると、目的の湿原。
先の湿原よりも更に標高が高く、天空の庭園のような佇まい。
すでに時間も遅く、木道のみの散策にとどめたので、ハッチョウトンボ、アオイトトンボ、アキアカネ、ミルンヤンマぐらいしか見られなかったが、中央を木道が貫いているので、条件が良ければ先の湿原より観察しやすいかもしれない。

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ

帰りは289号線から121号線の快速路(ほんと信号が少なく、快適)で会津若松にとんぼ返り。
飯盛山にて白虎隊に手を合わせ、新潟に向かう。
それにしてもさざえ堂には入れなかったのは残念。

走行距離355キロ。ガゾリン6.36l給油

お盆の旅(8/9-8/10:移動日)

8/9正午、台風11号に追われるようにして広島を発つ。

昨年の立山・舳倉島旅行を教訓に、バイクの装備、作戦を強化。
防風・防雨のウィンドシールドは確実に疲労を軽減し、8日間の旅で走行中の眠気を感じたのはわずかに3回ほど。
スマホを固定するクレードル、走行中充電ができるようにシガーソケットを設置。スマホのカーナビもだいぶ進化して、圏外であっても(新たな経路検索はできないが)迷わなくなった。
寝袋は旅の計画を柔軟にし、無理せず休めるようになったので疲労の軽減にもつながった。ただ、蚊対策はもっと考えたい。
合羽も上下で3000円の安物から13000円のモンベルのサンダーパスにパワーアップ。エントリーモデルながら軽くて蒸れず、防風防寒にも使えて言うことなし。
食事は腹六分で、一日一食か二食。満腹は眠気を誘うからである。新潟ラーメンとか食べたかったなあ。旅の前後で4キロも痩せた。

上手く雨雲を回避しながら国道2号をひた走るが、兵庫県の太子竜野バイパスからが難所。
唐突に自動車専用道路が始まり、まともな副道が用意されてない。現状では原付向けのナビを行うカーナビは全くなく、こういう時困るのである。googleが試験的に自転車向け経路検索を出しているが、役に立たない。

仕方なく29号、429号、9号、175号を乗り継ぎ、日本海側へ出る。
台風の進路は遅いが、深夜から雨になる予報なので、無理をせず道の駅「シーサイド高浜」で一泊。情報センターが24時間開放されている素晴らしい駅で、サイクリストやライダー達で賑わっていた。

8/10。本来は琵琶湖畔にいるはずだが、泣く泣く27号線を走り、ついに8号線に乗り込む。
雨は降ったりやんだり。台風の進路は東に逸れ始め、嫌な予感がするので、氣比神宮にて神頼み。

氣比神宮
氣比神宮
立派な池があり、雨降りでもコシアキトンボ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ

猿田彦神社案内板
猿田彦神社
交通安全の神様とか、ほんと頼もしい。

猿田彦神社
猿田彦神社
見猿言わ猿聞か猿の彫物が。

8号線を福井、石川、富山と走りぬけ、ついに未踏の地新潟に到着。
天険親不知、初めて通りますが、ものすごいところに道を作ったもので。
曲がりくねり、視界の悪いロックシェッドだらけで、海の方を見ると断崖絶壁。昼間で良かった。

昼ごろ糸魚川に到着。糸魚川をさかのぼり、アマゴイポイントまで1時間。立ち寄るか迷ったものの、できるだけ台風から離れるために断念。代わりに小千谷市のマダラナニワポイントに立ち寄ることに決定。丁度柏崎→会津若松を結ぶルート上なので。

しかし新潟は広い。全長300キロ、幅70キロって、山口県+広島県くらいあるんですけど・・・。
柏崎から291号線に入り小千谷市の池に到着したのは午後5時。雰囲気のある池ですが、すでに薄暗く、さすがにトンボは少ない。モノサシトンボ、クロイトトンボ、オニヤンマ程度。

魚沼市から252号線を通り、会津若松を目指したのだが、標高700メートルを一気に駆け上るつづら折り+夜間+雨の三重苦はカブには辛い。しょぼいライトとウインドシールドに付く雨で道が見えん。
すっかり疲れて道の駅「奥会津かねやま」で野宿。
この道の駅も24時間開放されている上にコンセントあり、wi-fiまであるといういたせりつくせり。他に客もおらず、快適に過ごせました。

走行距離953キロ。ガゾリン14.74l給油

8/11いよいよ会津若松入りし、本格的探蛉開始。

お盆の旅(仮・奇跡の晴れ&帰広)

天気予報は依然悪いものの、とりあえず湖西地方にメガネサナエを探しに行く。
ところが着いてみると、この辺りだけ雨が降ってない。
これ幸いと湖岸を歩くと早速湖の上をホバリングを交えながら飛び回るメガネサナエ属のシルエット。
しかし遠い。止むを得ず、膝まで水に浸かって撮りにゆく。台風のせいで荷物を減らして胴長を置いてきたのが響く。
ホバリングするので撮りやすいが、逆光になるのと、一旦動くと不規則で見失いがちになる。

そのうち湖岸に止まる個体も出始める。警戒心は強いが、こちらが動かなければ、目の前に降り立つこともしばしば。
残念ながら着陸するのはメガネサナエばかり。
レアもののオオサカサナエはいないのか、湖面を飛ぶ中にいるのか。
識別が困難な両者。とりあえず撮って後で調べてみよう。

8時を回ると日帰り水泳客のため駐車場が解放され、人が増える。
一眼持って海岸をウロウロしてたら不審者扱いされるし、砂浜を裸足で歩いて疲れも痛みも溜まってきたのでここで退散。
一路広島を目指す。

予定では岡山で休んで明日ハネビロエゾトンボをめざすつもりだったけど、天気が怪しいのと疲れがたまっているのと、立山以来の雨で濡れた荷物がシャレにならないことになっていたので。
それに、宿泊の手間より広島→岡山の移動の方が少ないことに今更気づいた。

というわけで一日早いが、久しぶりの我が家。
総走行距離2800キロ。よく大きなトラブルもなくすんだものです。

プロフィール

紅葉修

Author:紅葉修
もみじおさむと読みます。
趣味は鳥見、トンボ見、寺社巡り、ラテン語、ゲームなど。
観察は広島市中心。
ツイッター @volitare1

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