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三宅島探鳥回顧(1/31)

三宅島探鳥回顧(1/30)の続き

三宅島

さるびあ丸から望む三宅島
中央にそびえる雄山はまだガスを出し続けている



1/31 6:30-12:00
今日はいい天気になるらしい。
帰りの船での探鳥が楽しみ。
早めの朝食をとり、宿を辞する。こういうのも民宿ならではでしょうか。蜜柑やお饅頭を持たせてくださいました。帰りの船で小腹を埋めることが出来ました。

本日もやっぱり大路池周辺を探鳥。
アカコッコやオーストンヤマガラたちに最後の挨拶をしてきました。
カラスバトは最後まで姿を見ることが出来ず。
ゆっくり森を散策した後、ふるさとの湯で汗を流し、軽めの昼食を取ってからレンタカーを返却、港に送ってもらいました。

帰りの船が入ってくる港は島の東にある三池港。
錆が浜と三池のどちらに寄港するかは波などの状況を見て判断される。行きは到着前に船内アナウンスがあるのですが、帰りは12時発表の情報を確認しなければならないので、注意が必要。レンタカーの場合は送ってくれるので安心でしたが、バス旅行の場合は大変かも。
三池は思い切り高濃度地区にある港ですが、港湾施設内は結構田舎っぽい感じで、特に空調に気を使ってる様子はなし。
まあ、大路池などでも感じたガス臭は全くなかったですけど。

14時にさるびあ丸到着。
いよいよ初の航路探鳥! 手助けしてくれる人いないけどね!
でも、すごいいい天気。これだけで運の半分は使ってる。

風の強い甲板に独り立つ。

・・・風強ぇ・・・揺れる・・・

こんなんで鳥、見えるか?
っていうか、見えても識別できるんか?

今更ながらやっちまった感に浸ってしまう。
それでもいざ何か出てきたときのために双眼鏡とカメラをどんどん使って練習してみる。
幸い、三宅島を離れてしばらくして一羽のオオセグロカモメが船に付きまとってくれたので、いい被写体にさせていただきました。

オオセグロの次は遠くに褐色の鳥。
海鳥ど素人の私にはミズナギドリ系かもトウゾクカモメ系かもわかりません。
写真を撮っておきますが、うまく撮れずに結局モヤモヤ。

三宅島が遠くに消えてゆくころ、またまた鳥が登場。
カモメ系?
尾羽に黒い帯。ウミネコ? でも体のバランスがおかしい。
下面を見たとき、ようやくピンときました。
アカコッコ館の方にあらかじめ教えてもらってたのが幸いです。

コアホウドリ Diomedea immutabilis
翼開長2メートルに達する。太平洋を飛び回って過ごす。
コアホウドリ(下面)


大きく円を描きながら飛ぶのでいろんな角度から見ることが出来ました。
一羽見つかると、目が慣れたのか、群れているのか、次から次へと見つかります。
数羽ずつの小群に何度も出会うことが出来ました。
他の海鳥を見つけることは出来なかったですが、初航路探鳥&まだ使い慣れてないデジコンとしては十分な成果を得られたと思います。

コアホウドリ背面
翼の細長さが見て取れます。
コアホウドリ


コアホウドリ群れ
この後一斉に飛び立つのですが、軽く海面をダッシュします。連写モードにしておけばよかった・・・(電源落とすと連写の設定がなぜかリセットされる仕様なので、ついつい忘れてしまうのです)
コアホウドリ群れ


たっぷりコアホウドリを堪能し、20時半には竹芝に戻ってきました。
帰港時刻については天候などによって21時前後とばらつきがあるそうです。
夜行バスなどでギリギリの日程を組む方は要注意。今回の場合、21時東京駅発のバスに十分間に合いましたが、遅れると悲劇なので東京で一泊が安全かと。
そうなると最低でも4連休(三宅島日帰り!なら3連休)必要なんですよねえ。しんどい。

いや、ほんとにいいところでした。
今度はベストシーズンを狙ってゆきたいですね。いつになるやらわかりませんが。


おまけ。
翌日の朝イチで東武動物園に向かい、シラコバトとオナガをライファーに加えてきました。
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三宅島探鳥回顧(1/30)

三宅島探鳥回顧(1/29)の続き

1/30 6:30-8:00
雨は上がったものの、風が強い。
K先生曰く「雨よりも風のほうがよくない」そうなのだが、三宅島は年間を通じて風の強い島なので、ある程度の風は覚悟しなければならないみたい。

朝食前に、大路池に探鳥に向かう。
一周道路から大路池に入る道路で落ち葉をひっくり返しながら歩くアカコッコ発見! そばにはアオジが2羽道路で餌を探しています。
シロハラやアカハラに比べるとずっと南洋風味の色合いであるアカコッコはアイリングの効果もあって愛嬌たっぷり。
あまりに暗いし、遠かったため、証拠写真しか撮れなかったのが心残り・・・

アカコッコ Turdus celaenops
アカハラに似るが、オスの頭部は黒、赤みも強い
アカコッコ

しばらく観察していたら、薮の中に退場してしまったので、私も朝食をとりに宿へ。

1/30 9:00-11:00
朝食後、今度は島の北側にある薬師堂へ向かう。
大路池と並ぶ三宅島探鳥ポイントであるが、大路池と薬師堂は正反対の位置。移動には車で30分近くかかるため、あちこち行くにはあまり効率的ではない。
薬師堂の入り口で車を降りると、目の端に何か動くものが。
そっと見ると、タネコマドリ(コマドリの亜種)と目が合った。
お互い「や、やあ・・・」みたいな気まずい雰囲気になり、タネコマドリは薮の中に。

民家のすぐそばですよ! 隣は畑ですよ!
コマドリといえば「声はすれども姿は見えず」の代表選手だというのに。
さすがに写真は無理でしたが、コマドリ初見にウキウキ。

タネコマドリは奥の薬師堂裏でも姿を見せてくれたりと大サービスでした。
他にもシチトウメジロとオーストンヤマガラの混群も見られ、充実の内容。
ただ、暗いのが何とも。
お堂へ続く舗装道の他にも山道っぽいのが何本か延びており、草を掻き分け入ってゆくと、こそこそ動く鳥に遭遇できます。種類は分かりませんでしたが。
カラスバトポイントでもあるそうですが、残念ながら声は聞こえず。

1/30 11:00-14:00
海鳥が見られないかと伊豆岬や富賀浜、釜方海岸などを回ってみるものの、風が強いせいか、ウミウとオオセグロカモメ、ミサゴ以外の鳥は発見できず。
つぅか、風が強くて三脚がぶれるし、波は荒いし、しぶきは飛んでくるしで散々でした。
森の中はスダジイ効果でかなり穏やかだったのに。

富賀浜近くの間鼻より三本岳を望む(クリックで拡大)
海まで50m近くありましたが、しぶきがかかってきました。
間鼻より三本岳を望む

1/30 15:00-18:00
本日最後の探鳥地として大路池へ。
北側を歩いてみました。
カラスバトの声が近いようですが、あの、うめき声のような鳴き声は容易に場所を絞らせません。見えるハトはキジバトばかり。
アカコッコが一瞬姿を現してくれたり、シチトウメジロがにぎやかに飛び回ってくれたりと、鳥果はまずまず。

メジロ(多分シチトウメジロ) Zosterops japonica
メジロの亜種は野外識別困難。
シチトウメジロ


結構長距離を走って、歩きもしたからさすがにくたくた。
早めの消灯。
(まあ、私の部屋はテレビのアンテナの接触が悪いので、テレビもつかないわけだが)

三宅島探鳥回顧(1/29)

三宅島探鳥回顧(1/28)の続き

1/29 5:00-8:00
島の西側にある錆が浜に到着。
まだ暗い三宅島はしとしと雨が降ってました。
とはいえ、船の到着から島の一日が始まるようで、港には宿のお迎えやら、島内一周道路を右回り・東回りするバスが待機していたり。
てっきりガスマスクのチェックがあって、所持してなかったらウルトラクイズみたいに上陸できずに船に戻されるとか想像してたのですが、まったくノーチェックでした。
(ちなみに島に滞在中、ガスマスクの有無を問われたことは全くありません)

左回りのバスに乗り、2つ目のバス停「釜根」で下車。
バス停のそばに2日間お世話になる「民宿さつき」に到着。
予約電話では釜根で下車、サイトでは手前の郵便局で下車になっていたので、てっきり郵便局⇔釜根の間にあると思ったのですが、実際は釜根のちょっと先でした。ちょっと迷った。

ちなみに三宅島でバスを利用される際はこのサイトがお勧め。バス停を網羅しているサイトはここだけのようです。

さつきさんで電話を借り、レンタカーの予約をする。私の携帯はソフトバンクなんですが、三宅島ではドコモとauしか使えないのです!
契約数トップとか偉そうなこと嘯く前に公共サービスの充実を図りやがれ孫の野郎。
レンタカーは8:00以降にならないと来てくれないそうなので、船旅の疲れを癒しつつ、朝食を取る。やっぱり関東だわ。ちょっと味付けが濃いかな。でも、家庭的な献立でおいしく頂きました。

1/29 8:00-18:00
軽自動車を手配してもらい、一番に行くところはやっぱり「アカコッコ館」。
三宅島の鳥情報、フィールド情報だけでなく、三宅島の自然全体について教えていただきました。
三宅島は約20年周期で噴火してるそうですが、2000年の噴火は2500年ぶりの大噴火だったそうです。普段は山の中腹から溶岩が流れて、という噴火ですが、先の噴火は山頂を吹き飛ばすほどのものだったそうで。2500年前の噴火によって出来た八丁平という動植物の宝庫も消し飛んでしまいました。
レンジャーのみなさんも暇してるようで、オーストンヤマガラを眺めながらの世間話にも花が咲きました。

オーストンヤマガラ Parus varius owstoni
本土のヤマガラに比べ、大柄(シジュウカラより大きい)で、頭部も赤褐色。巣立ちにかかる日数も違う。
オーストンヤマガラ

しばらくお話した後、アカコッコ館の裏手にある大路池へ。
そろそろ車で進んでゆくと、道端を赤いものが・・・。
あ、あれは! と双眼鏡を構えたらやっぱりアカコッコ。
いきなりの登場でしたが、お互いびっくりして即座に退場。わずか数秒の邂逅でした。

天気が悪いため、あまり鳥の姿は見えませんが、池を根城にしているノスリが私の近くに止まっては飛び立ちを繰り返してくれます。桟橋に立つと、オオバンたちはさりげなく遠ざかっていくのが寂しい。
遠くからはカラスバトの「う~う~」という陰気な鳴き声もして、侘しさをいっそう際立たせてくれました。

まあ、今日はドライブするかと割り切って、三宅島の探鳥ポイントを一通り回ってみることに。
夏ならウチヤマセンニュウが探せる富賀浜、シチトウメジロのみられる釜方海岸、タネコマドリ、モスケミソサザイなどが探せる薬師堂などをチェック。

さすがに島の南と東に広がる高濃度地区を走るときには緊張しました。
島のあちこちに設置された回転灯の色で濃度を知ることが出来るのですが、一度だけレベル3の緑が点いていた時は、アクセルにも力が入りました。

過去の噴火による溶岩(クリックで拡大)
三宅島溶岩

火山性ガスによる森林の崩壊(クリックで拡大)
三宅島ガス被害

島にはかつての噴火で流れ出た溶岩による黒々とした荒野が広がっていたり、火山性ガスによる森林の壊滅などをいたるところで見ることが出来ました。
スダジイの深い森林が育む貴重な動植物と今なお噴煙を上げる大地の鳴動という他では見ることの出来ない雄大な自然を肌で感じることが出来ました。
これだけでこの島に来た目的の半分は達成です。

1/29 18:00-
仕事で島に来ている3人組の男女と共に夕食を食べ、宿より程近い温泉「ふるさとの湯」に足を伸ばして汗を流す。
この温泉、今年の6月にようやく復活したそうで、設備も真新しい。気温が低いということで露天風呂は利用できなかったのが残念。・・・本土より大分暖かいんですけどね。

三宅島探鳥回顧(1/28)

去る1月28日から2月1日までお休みもらって三宅島に鳥を見に行ってきました。
超オフシーズンでしたが、東京にはほかの用事もあったので仕方なく。
ええ、本当は九州に行きたかったんですよ。
メモ代わりにそのときの模様を記しておく。

1/28 7:00-11:00
広島からのぞみで東京へ。
本来なら夜行バスを使うところだけど、日曜に用事が入っていたので、リッチに新幹線の旅。
新幹線なんて10年ぶりだけど、やっぱ快適ですわ。
乗務員のお姉さんは美人だし、富士山はちゃんと見えたし。
BGMは『alone the world~WildArms Vocal Collection』
気分は渡り鳥。

1/28 12:00-17:00
三宅島行きの船は22:00発なので、昼からは葛西臨海公園で過ごす。
水族館を一通り楽しんだ後、お目当ての鳥類園へ。
人工的に汽水・淡水の湿地と森、渚などを作り出したサンクチュアリですが、木々や塀などが効果的に配置され、観察者と鳥のこと両方にうまく配慮した施設であるとの印象を受けました。
われらが野鳥の会広島県支部も八幡川河口に野鳥園を作ろうと運動を準備しているので、なかなか参考になりました。

平日のためウォッチングセンターは寂しいものでしたが、掲示されている情報にミコアイサ、セイタカシギの文字を見てちょっと期待。
残念ながらミコアイサはヨシ原にうまく隠れて見られませんでしたが、セイタカシギはしっかり観察。他にはシロハラやハジロカイツブリ、カンムリカイツブリなどがよく観察できました。
この園の鳥は若干人なれしているものもいるようで、他の探鳥地より近づいても逃げない種類もちらほら。

1/28 17:00-21:00
日が暮れてから、スコープの接眼レンズを新調するため&時間つぶしに、秋葉原のスターベースへ。
私はどうも東京のスピード感や混雑になじめないようです。
秋葉原駅を出て3秒で方向感覚を失い、店が見つかりません。
1時間以上さまよった挙句、タクシーを拾って解決。東京じゃあタクシーの運ちゃんはまずカーナビ、なんですかね。
当然のように渡した住所をナビに入力してました。
スターベースでは目的の接眼レンズは在庫切れでしたが、セットをばらして売ってもらったりとよくして頂き感謝です。

1/28 21:30-
竹芝客船ターミナルへ。ターミナルにもっとも便利なアクセスであるゆりかもめに初めて乗りましたが、無人走行はやっぱりキモい・・・。嘘でもいいから乗務員は欲しいですね。
ターミナルで乗船チケットを購入。波が高いため、「条件付出航」(出航するけど、接岸できなかったらごめんね(はぁと))なのが非常に気がかりです。
加えて、ガスマスクを購入(2520円ナリ)。三宅島は火山ガスがまだまだ噴出中で、ガスマスクの携帯義務があるのです。(まあ、島内でマスクを使うことは全くなかったです)
ちなみに、東海汽船の三宅島・小笠原航路は野鳥の会の会員割引対象になっており、往復で1200円ほど安くなりました。
船を待つ人は釣り客やサーフィンだけでなく、お仕事の方も結構おられるようでした。でも、鳥見っぽい人は・・・皆無! (そりゃあオフシーズン+平日だし)

そして、定刻になり、船に乗り込む。これから午前5時まで船内で過ごすわけだ。
さすが、外洋を行く船だけあって大きい。
2等船室(座席タイプ)は一番下で、たどり着いたときには喫水線より下なんじゃないかと危惧したが、さすがにそれはなかったようで。
2等船室(座席)はリクライニングシート。100円で毛布貸し出しもしてくれるし、ちゃんと消灯もします。
まあ、どこでも寝られる人は寝られます。個人的には和室タイプよりは眠りやすいんじゃないでしょうか。和室は他人とくっつく可能性があるので。
護摩の灰が怖いので、貴重品はきっちり身につけたほうがいいのは当然ですね。

天気のこと、鳥のことなどあれこれ気にしながらもゆっくり眠りにおち、翌5時、三宅島に到着。

三宅島は雨でした。
どうして私が鳥見旅行に行くと高確率で初日雨なのか・・・。

プロフィール

紅葉修

Author:紅葉修
もみじおさむと読みます。
趣味は鳥見、トンボ見、寺社巡り、ラテン語、ゲームなど。
観察は広島市中心。
ツイッター @volitare1

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