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ヤマサナエとキイロサナエ

ヤマサナエとキイロサナエです。
先日はキイロサナエと知って見つけたので識別できましたが、知らずに出会ったらなかなかの難物。

ヤマサナエ
ヤマサナエ

キイロサナエ
キイロサナエ(先日の画像の使い回しですが)

決定的な違いは腹部先端の付属器です。
ヤマサナエは上下の付属器が同じ長さで、上付属器が細長くのびています。
キイロサナエは上付属器が短く、断ち切れたようになっています。

胸の二本の黒条については
ヤマサナエのほうがしっかりしている。
キイロサナエは細く、特に雌では途中で途切れる個体もいます。
黒条の根本部分はヤマサナエが黒く塗りつぶされるのに対し、キイロサナエは空きスペースになっていることが多いそうです。
が、見た感じ黒条については個体差が大きいためあてにはなりませんかね。
(さすがに途切れていればキイロサナエと判断して良さそうですが)
現にこの画像のキイロサナエの黒条はなかなか立派なものです。

捕獲するのならまだしも、観察でこれを見分けるのは難しい。
ご安心を。他にも当たりをつけられる場所があります。

ヤマサナエ
ヤマサナエ

キイロサナエ
キイロサナエ

キイロサナエ
キイロサナエ

翅胸前面のL字模様に注目してください。
ヤマサナエは太く丸っこい感じなのに対し、
キイロサナエは細く鋭角的です。
キイロサナエ2枚の画像を見て分かる通り、これにも個体差がありますが、注目してみる価値がある違いだと思います。

ただし・・・雌には通用しません!

ヤマサナエ雌
ヤマサナエ雌

ヤマサナエ雌の翅胸前面はキイロサナエのようです。
雌の識別はキイロサナエの産卵弁が下に突出、ヤマサナエは突出しない。
キイロサナエ雌の胸の黒条は細く途切れる傾向があることをもって行います。

他にも雄の副性器の違いもありますが、サナエトンボは地面に這いつくばるので捕獲しないとわかりませんね。
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アオハダトンボ

見たい見たいと思っていたトンボにアオハダトンボがあります。
ハグロトンボと同じような環境を好む割に産地が局限され、発生時期も短く、ハグロトンボが増えてくる6月末には姿を消してしまうトンボです。
ハグロトンボによく似てますが、雄の翅は青色に輝くそうです。

この度ある資料をあたって、アオハダトンボの産地とされる川の目星がついたので、探しに行ってきました。

アオハダトンボ雄
アオハダトンボ雄
翅の青色は構造色によるもの

図鑑や写真じゃなくて、肉眼でその青藍色を見るべきトンボです。

アオハダトンボ雄
アオハダトンボ雄
上から


雌も雄とは趣の違う美しさを持ちます。
前翅の色は薄く、翅を開閉させた時には絶妙な色気を醸し出します。

アオハダトンボ雌
アオハダトンボ雌
翅には白い偽縁紋(普通のトンボの縁紋と違い、ただの斑紋です)を持つことでハグロトンボとの識別が容易

アオハダトンボ雌
アオハダトンボ雌
産卵風景

残念ながら交尾態や独特の求愛行動(おしりを上げて水面を流れて行ったり、雌の翅に止まってみたり)を観察することは叶いませんでしたが、また見る楽しみがあるというものです。

サラサヤンマ

サラサヤンマ
サラサヤンマ
初夏の湿原に小規模な縄張りを築いてホバリングを交えたパトロールを行う。
警戒心が薄いというか、縄張り意識が強いため、至近距離で観察できるのが魅力。
飛びもの撮影の登竜門。

サラサヤンマ
サラサヤンマ
前から。
望遠レンズの最短合焦距離を割り込むほど近づくことも。

サラサヤンマ
サラサヤンマ
後ろから。
微妙に日陰を選択しているようで、思ったよりシャッタースピードを上げられないことが多い。

サラサヤンマ
サラサヤンマ
休息。
他のヤンマ類に比べてバテやすい?
結構よく休む。
目の前で休んでくれることも多い。

コサナエ産卵飛翔

コサナエ雌
コサナエ
この手のトンボは(オニヤンマなどの印象から)大きいと思われがちですが、
辺りを盛んにパトロール飛翔するシオヤトンボ、ヨツボシトンボとほぼ同大。
細身なので更に小さい印象を受けます。


高原にようやく春が訪れたと思ったら、エゾハルゼミが鳴き始め、気分は夏に向かって加速中。
麓では盛りのコサナエですが、標高800メートルの高原ではまだまだ姿を見つけるのに苦労します。

それでもしっかりペアを作ってすでに産卵に入っている個体もいました。

コサナエ属は雌が単独で水辺を訪れ、ホバリングしながら腹部の先の曲がったところに卵塊を作って打空産卵を行います。
卵塊を持った写真も撮ったのですが、日陰と日向を出たり入ったりするので露出に迷い、残念ながらブレブレ。
基本的にストロボを使わないので。

だが断る

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ

連結が成立したら本能的に交尾態に移行するのかと思ってましたが、雄がどれだけ引き寄せても雌は体を硬直させたまま。
まるで拒んでいるように見えます。

プロフィール

紅葉修

Author:紅葉修
もみじおさむと読みます。
趣味は鳥見、トンボ見、寺社巡り、ラテン語、ゲームなど。
観察は広島市中心。
ツイッター @volitare1

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